子供のスキンケア
小さい子どものいる母親としては、真夏の日差しは怖いものがあります。大人とは違い、子供のやわらかい肌への影響を考えると気が気ではありませんし、自分のことなら分かりますが、まだ自分でうまく伝えられない子供自身のことは親がしっかり見てあげないと、と思うのです。
汗っかきな子供は、あせもなどのお肌のトラブルを引き起こします。本人も気持ち悪がったり、痛がるのを見ると、見ているこちらもかわいそうに思いながらも、どうしてあげることもできない歯がゆい気持ちになります。
なるべくこうなることは避けたいものです。皮膚を清潔に保つために、正しいスキンケアを心がけてあげなくてはなりません。
お風呂以外でも、汗をかいたり、下痢でおしりが汚れたときにはシャワーで洗って清潔にしてあげることが大事です。
ただし、石けんやボディーソープなどは1日1回にしてください。日本の水は軟水で、肌に溶け込みやすく、汚れが落ちやすい性質があるので1日1回で十分なんだそうです。
汗をかく度にシャワーというのも、回数が増えるとなかなか大変です。濡れたタオルで小まめに拭いてあげるのもいいと思います。拭くとサラッとしますから子供自身も気持ちいいのではないでしょうか。
他にもスキンケアのポイントをあげてみました。
入浴剤はお肌への刺激になることが多いので使わない方がいいです。
たくさん汗をかく子供。外出するときには低刺激のスキンケアシートや濡れタオルを持ち歩き、こまめに拭いてあげることが大切です。
拭き方ですが、押さえるようにして拭いてあげてください。擦るようにすると、デリケートな子供の肌は赤くなってしまいます。
服の着せ過ぎ、布団の掛け過ぎはあせもの原因です。
寝ているときに布団を蹴っているようなら暑いと感じている証拠。暖めすぎは夏であっても冬であっても禁物です。
通常、生後6ヶ月を過ぎた子供は熱がこもりやすいので、常に大人より一枚薄着にしてあげてくださいね。
紫外線には抗炎症・殺菌作用があり、転地療法効果もありますが、UV対策は必須なのでお忘れなく。
私が子供の頃は、子供が日焼け止めクリームを塗ることは少なかったですが、今と昔では紫外線量も違いますから、しっかりケアをしてあげたほうがいいようです。
日焼け止めクリームも商品選びに迷ってしまいますが、海やプールに行く時にだけ塗るようにしています。
やはり長時間、日光を浴び続ける場だと日焼け後のやけどが気になりますから。
私は子どもの肌を甘やかすのではなく、強い子になれるように手助けしていければいいのかなと思っています。
そして、年に一度は海に行って潮水に浸かる。昔からの肌ケア方法も侮れないと思っているのでうまく取り入れていきたいです。