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紫外線対策はシッカリと

 夏が近づいてくる頃のファッション誌なんかを読んでいると、必ず紫外線や日焼け等の特集を目にしますよね。
まずは、よく耳にする「紫外線」とは何なのかを詳しく勉強してみようと思います。

 

 私たちが毎日浴びている太陽の光。これは、そのまま太陽光と呼ばれているのですが、「紫外線」といわれる見たり感じたりすることができない光線が含まれているそうです。

 

太陽光は、目に見える可視光線が52%と、熱として感じる赤外線が42%と、目にも見えず感じることもできない紫外線が5〜6%という割合で、この3つが含まれているのです。

 

私たちはわずか5〜6%の割合の紫外線にすごく気を取られてしまっているわけなんですね。おかしな話ですよね。
でも紫外線を甘く見てはいけませんよ!

 

紫外線のイメージ

 

紫外線は波長の長いもの(3154−400nm)をUV−A、波長が短いもの(280−315nm)をUV−Bと呼んでいます。

 

紫外線は可視光線や赤外線よりも波長が短くて、エネルギーが大きいので、物質に化学変化を起こさせやすい特徴を持っているんです。
人間が日焼けをしたり、殺菌をしたりするのは化学変化が起こっているということなんです。

 

 

 それから、先ほど5〜6%の紫外線ですが甘く見てはいけないと言いましたが、紫外線は良い働き、悪い影響の二面性があるんです。
成層圏のオゾン層ができるためには紫外線が必要です。

 

しかし、オゾン層の破壊にも紫外線が関係しているんです。

 

おもしろいと思いませんか?他には、UV−Bは骨や歯の形成を助けるビタミンDを体内で作ってくれます

 

 

そして、一般的な目への影響でいえば、「雪目(角結膜炎)」です。

 

それから皮膚への影響です。これは私たちにとって一番身近で分かりやすいのではないでしょうか。

 

紫外線は皮膚表面でほとんどが吸収されます。

 

UV−Bは皮膚下0.1mmまで2〜8%通り抜けますが、0.5mmより深くには届きません。
一方、UV−Aは皮下0.1mmで50%〜60%、0.5mmで7%、01.0mmで0,5%と数値は下がりますが真皮まで届いてしまうのです。

 

 

お肌というのは、空気に触れる一番外側が角質層、その下が表皮、更に下が真皮という3段構造になっているのですが、UV−Aは一番下の真皮にまで届いてしまうんですね。

 

女性なら誰もが紫外線による日焼けやしみなどといったお肌へのトラブルを考えてしまうのではないでしょうか?

 

将来の自分の姿を想像した時に日焼け対策や、シミ対策を怠ってはいけないと感じるはずです。
そのためにも正しいスキンケアを知って実践していく必要があるのではないでしょうか。

 

 ここまでみっちり紫外線について調べてみましたが、私はあまり関わりたくないなと思ってしまいました。そうは言っても外に出ないわけにはいかず、すごく身近なものなんですよね。

 

良い影響も悪い影響も受け入れて対策をしていきたいものです。地球の問題でもあり、自分自身の体への問題でもあることを忘れてはいけないですね。