レーザー治療のあれこれ。
レーザー治療をしたからと言って、それで終わりではなくむしろ完全に除去するための始まりに過ぎないのかもしれません。
長年積み重ねてきたであろう根付いたシミは、何層にも積み重なった皮膚の深い部分にも、シミの予備軍が存在しているのです。
なので、上の層のシミがカサブタとなって剥がれ落ちても、その下の層からまたシミが現れるというのが実情です。
やはり完全、またはだいたい消えるまでには、個人差はあっても1年〜1年半くらいは気長に治療を続けないとダメな場合もありそうです。
最近タウン誌で見た、私が一番興味をもったシミ取りがあります。
なにやら皮膚の中のメラニンをレーザーで一か所に集めて…どうとか書いてありました。
結構人気があるようだし、腕が良いのか個人差こそあれどリピーターは多いようです。
幾度となくそのシミ取りに行ってみたいな〜と思ったものです。
あとちょっと驚いたのは、「取ったシミをお持ち帰りいただけます」というサロンの広告です。
どうやら全国でも「シミのお持ち帰り」的な治療は流行っているみたいですね。
これを見た私の感想は、皮膚の中のメラニンだけを吸い取ってくれる掃除機みたいでいいんじゃない?でした。
でもこれは大間違いで、実際はメラニンを含む細胞そのものを特殊なレーザーをあて、その後その部分をふやかして薄皮を取り除く的な治療だということ…。
ってことは、その場で取り除かれた皮膚は周りの皮膚より大きく言えば、陥没しているってことですよね。
これもアフターケアがもの凄く大事ですね。
ちょっと怖いです。
レーザー治療そのものには、幾つかの種類があるようです。
医療用でもレーザー治療はありますよね。
その種類はレーザーが
コラーゲンに吸収されるもの メラニンに吸収されるもの ヘモグロビンに吸収されるもの
の3種類に分けることができるそうです。
もちろんシミに有効なレーザーは、メラニンに吸収されるレーザーということですが、これまた機種やレーザーの種類がたくさんあるようです。
皮膚科・美容皮膚科・サロンなどではおそらくこれが一番!といわれるものを導入し、シミのレーザー治療を行っているのだと思います。
どのような機械かは見たことがないので判りませんが、シミの種類や個人差もある中で本当にその人に合った治療が、理想的に行われるのかどうかとても疑問です。
わずか0.1〜0.3ミリの皮膚の治療が出来るレーザー治療が、多種多様であるというのは、それだけシミ取りのケースも十人十色ってわけですか。
レーザー治療にもそれぞれ向き不向きがありそうですね。