インナードライ
夏の肌トラブルといえば、日焼け、しみ、しわ、くすみなどが上げられます。
このほかにも、「インナードライ」というのがあるそうです。
わたしは初耳でしたが、ご存知でしたか?老化の引き金にもなるというのですから、知っておいて損はないです。
インナードライはそのまま訳して「中が乾いている」という意味で、パッと見はしっとり潤っているけどお肌の内側は乾燥しているという状態なのです。
混合肌や脂性肌と似ているので見分けがつけにくいようですが、どちらかというと混合肌に近い肌質だそうです。
肌の中が乾燥すると、水分の蒸発を止めようとして皮脂が過剰に分泌されます。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が開き、開いた毛穴に皮脂がたまり酸化することによって毛穴の黒ずみが始まるのです。
毛穴に詰まった皮脂が固まってコメドになり、ニキビになるんですね。
インナードライ肌は、Tゾーンは脂っぽく目元や頬の部分は乾燥している混合肌のようで、脂性肌にも似ていて見つけにくいと先ほども書きましたが、自分でできるお肌のチェック方法をご紹介したいと思います。
@まずはお化粧を落としましょう。
A次に洗顔料で顔を洗いましょう。
B水分をタオルで拭き取ってください。
C洗顔後は何も付けずに15分から20分待ちます。
Dそれからお肌のチェックをします。
その結果、
≪肌全体がかさつきも少なく、つっぱり感も少ない。≫
この場合は、インナードライは気にしなくてよさそうです。
≪全体がつっぱってかさついている≫
この場合は、インナードライ予備軍の恐れがあるので注意が必要です。
≪うっすらとテカっているが何かつっぱる≫ ≪又は、かさついている部分とテカっている部分がある≫
この場合は、インナードライ肌の疑いがあります。
私はどうなのかと思いチェックしてみました。どうもインナードライ予備軍のようです。
ちょっと結果にびっくりですが、これからのお手入れで大逆転したいですね
では、どうしたらいいの?
皮膚の一番外側は角質層という薄い膜になっています。
その角質層はお肌の潤いを守ってくれています。
しかし力強くこすって洗顔をしたり、紫外線などのダメージによって保湿機能は低下してしまい、水分不足となり、インナードライ肌になってしまいます。
ですから、角質層を痛めないために、優しい洗顔を心がけましょう。
日々の積み重ねというのは、どんなことにも通じます。
お肌も日々の積み重ねで10年後、20年後に差が出てくると思います。
いつか、どうしたらそんな肌になるの?
と言われるようにじっくり頑張っていきたいですね。